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子どものIQ
雑学大全

自分の子どもを少しでも頭の良い子にしたいと思ったら、まず部屋の中を見回して、どんな色使いがされているかをチェックしてみよう。
なんと子どものIQは部屋の色によってかなり左右されることがわかっているのである。これは心理学者たちが三年がかりで、約五〇〇人の幼児を対象に行った調査で判明したもの。どのような色に包まれて成長したかによって、IQの発達がかなり違うことがはっきりしたのである。
IQを高めるのは明るい色で、オレンジ色やライトブルー、黄色っぽい色などが効果的。明るい色の部屋で育った子どもは、IQだけでなく想像力や行儀のよさまで優れているという結果が出た。逆に黒や茶色のような暗い色は、IQの発達を妨げ、こうした色の部屋で育った子どもは平均して一四ポイントもIQが低かったのである。
でも、だからといってライトブルー一色や、黄色だらけの部屋にすればいいわけではない。知能の発達にはある程度の刺激が必要なので、色彩の面でも変化がなければ効果は薄い。
例えば基本的に明るい壁の色にし、ところどころにポイントとして色の変化を持たせてやることが必要で、色彩による刺激を適度に加えることが重要ポイント。いくら子どもの知能にとって効果のある色であろうと、それだけの単色の部屋では刺激が少なすぎて、知能の発達は見込めないのだ。
具体的にどうすればいいか? 千々岩英彰氏によると、まず赤ちゃんのうちは天井や壁を眺めている時間が多いので、そこに適度な色彩をくわえるといいという。部屋の壁や天井はクリーム色や茶系統が多いので、明るい色のカーテンをかけたり、絵やポスターで色彩をくわえてやるのである。
子どもが勉強部屋を持つようになったら、子どもの性格に合わせてベースとなる色を決めよう。元気があって落ち着きのない子どもなら、精神を安定させる効果を持つブルーや淡いグリーンなどの寒色系統を基調にし、逆におとなしくて元気のない子ならピンクなどの暖色系を基調にすれば、明るい気持ちになって元気が出てくる。
その上でカーテンや椅子、机のマット、卓上ライトなどで色のアクセントをつけてやる。アクセントカラーとしてのお勧めは黄色。自律神経を活発にさせる色なので、目覚めにいい上、勉強意欲を向上させてくれる。赤い小物などを置くのも効果的だ。

  

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