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ぶどう膜炎
標準治療

 血管とメラニンという茶色の色素の豊富な虹彩(こうさい:瞳孔〈ひとみ〉の周囲の茶目)、毛様体、脈絡膜をあわせてぶどう膜といい、炎症を起こしやすい組織です。角膜炎と同様、感染性や外傷性の他、膠原(こうげん)病や自己免疫疾患に伴うような非感染性の原因がありますが、あらゆる検査をしても原因不明のものが全体の1/3以上あり、診断が難しい病気です。
 また、非感染性の原因疾患では、わが国ではベーチェット病、サルコイドーシス、原田病が三大疾患ですが、ベーチェット病だけは他の非感染性ぶどう膜炎と異なり、感染性疾患によるぶどう膜炎同様、ステロイド治療が原則として禁忌(きんき)になるので、診断とともに治療も難しい病気です。

  

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