ニューイヤー駅伝2014
正式名称は「全日本実業団対抗駅伝競走大会」。実業団の日本一を決定する駅伝大会で、毎年1月1日に群馬県で開催される。主催は日本実業団陸上競技連合。
第1回大会は1957年に三重県で開催され、1988年の第32回大会から毎年1月1日に群馬県で開催されるようになった。コースは7区間、全長100km。群馬県庁をスタート・ゴールとし、前橋市、高崎市、伊勢崎市、太田市、桐生市などを通過して一周する。
大会に参加できるのは日本実業団陸上競技連合に登録されている競技者により編成されたチームで、各地区予選を勝ち抜いていることが条件。出場枠は東日本13、中部6、北陸2、関西5、中国4、九州7の合計37チームとなっている。ちなみに大会参加料は1チーム30,000円。優勝~第8位までが入賞で、個人には区間賞が授与される。
チーム編成は同一企業の単独チームで、監督1名、競技者12名、計13名以内。ただし外国人競技者は1チーム1名以内で、出走区間は第2区のみに限定されている。
このため第2区は「インターナショナル区間」と呼ばれ、全7区間中最短距離ということもあり、高速レースが展開される。また第4区は全7区間中最長で各チームのエースが集まることから「花の4区」と呼ばれている。
引き継ぎに用いるタスキの色は各地区連盟ごとに決まっていて、東日本は紫色、中部は橙色、北陸は黄色、関西は赤色、中国は緑色、九州は空色である。
2013年までの優勝回数は、旭化成が21回でトップ。前回の優勝はコニカミノルタ。今回は前回王者のコニカミノルタ、2012年王者の日清食品グループ、前回2位で悲願の初優勝を狙うトヨタ自動車九州の「3強」の争いに注目が集まっている。
JLogos編集部
| Ea,Inc. (著:JLogos編集部) 「JLogos」 JLogosID : 12665036 |