【ワールドカップ予選をめぐる64の話〜キーワード集】2章「ジーコ時代に得たもの…」 >
天皇杯
【てんのうはい】

日本サッカー協会が誕生した1921年に第1回大会が開催され、2009年元日に決勝戦が行われた大会で第88回を迎えた全日本選手権。ノックアウト方式の「カップ戦」として、日本国内大会ではJリーグと並ぶ重要な地位を占めている。現在は、日本サッカー協会登録の1種(年齢制限なし)、2種(高校生年代)のすべてのチームに出場の道が開かれている。大会が始まった当初はイングランド協会(FA)から贈られたカップが優勝杯となっていたが、そのカップは戦時中に失われ、1951年の第31回大会から天皇杯をめぐる大会となった。最初に全日本チャンピオンとして天皇杯を獲得したのは、慶応大学の学生とOBで構成されたクラブチーム、慶応BRBだった。
![]() | あすとろ出版 (著:) 「ワールドカップ予選をめぐる64の話〜キーワード集」 JLogosID : 8548038 |