【四字熟語】四字熟語 > 格言ことわざ故事来歴
蟷螂之斧
【とうろうのおの】

うわべだけの強がり。自分の身のほども知らず、強敵に立ち向かうたとえ。蟷螂は、かまきり。斉の荘公が狩りに出かけたとき、かまきりが、はさみ(斧)を振り立てて、車輪を切ろうとしてきた。彼は「この虫が、もし人間なら必ず天下の勇者になれたであろうに」といって、かまきりを避けて進んだという故事による。『韓詩外伝』八。
猪武者。猪突猛進。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373871 |