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盤根錯節
【ばんこんさくせつ】

「盤根錯節に遇いて利器を知る」という。人間は困難に出会って初めてその人の力量、価値がわかる。盤根は、地中に広くわだかまった根。錯節は、入り組んだ節。世の中の難儀な事柄、入り組んで解決困難な事件のたとえ。この盤根錯節に出会わなければ、用いる道具(人間)の”切れ味”がよくわからないということ。『後漢書』虞ク。
疾風勁草。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373861 |