【四字熟語】四字熟語 > 仏教伝来と輪廻生死
阿鼻叫喚
【あびきょうかん】

泣き叫びたくなるような、非常にむごたらしいさま。阿鼻は、八大地獄の第八番目で”無間”のこと。苦を受けること間断がないので、無間地獄という。叫喚は、八大地獄の第四番目。熱湯の煮えたぎる釜へ入れられるので、ここに落ちた人は責めに堪えきれずに泣きわめく。”阿鼻叫喚の巷”とは、地獄図絵そのままの悲惨な状況をいう。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373631 |