【四字熟語】四字熟語 > 仏教伝来と輪廻生死
拈華微笑
【ねんげみしょう】

拈華は、花をひねること。言葉を用いず、心から心に伝える以心伝心の妙境をいう。釈迦が説法したとき、一言も語らず、ただ蓮華の花をひねってみせた。弟子たちはその意を解せず、ただひとり迦葉だけがにっこり笑った。釈迦は迦葉に悟りの奥義を教えた。『碧巖録』序、『五燈会元』。
以心伝心。教化別伝。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373610 |