【四字熟語】四字熟語 > 風流桃源で悠悠自適
越鳥南枝
【えっちょうなんし】

「越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く」と、鳥や馬でも故郷を忘れ難いというたとえ。越は揚子江下流にあった南の国。胡は北方の異国。南から来た越の鳥は、少しでも故郷に近い南側の枝に巣を作り、北方出身の馬は、北風に身を寄せ、故郷のかおりを思い出していななくという意味。『文選』古詩十九首。
胡馬北風。桑梓を懐う。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373526 |