【四字熟語】四字熟語 > 教育改革は質実剛健
殷鑑不遠
【いんかんふえん】

「殷鑑、遠からず」は、殷の国が鑑とする戒めはすぐ手近にある、すなわち夏の桀王の滅亡を見よ、ということ。中国の古代王朝は夏・殷・周と続く。夏は十七代桀王が妖婦妹喜におぼれ、殷の湯王に討たれる。が、殷も二十八代紂王が毒婦妲己と酒池肉林の豪遊。西伯がこの言葉で諌めたがきかず、西伯の子・周の武王に誅伐された。『詩経』大雅。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373396 |