【四字熟語の辞典】ゆ >
唯我独尊
【ゆいがどくそん】

【意味】世の中で自分がいちばん偉いと自惚れること。
【用例】●若くして夫を亡くした祖母は、今日まで我が家を守ってきたが、唯我独尊、他人の忠告に耳を貸すことはなかった。Aのように、他人の助言や忠告を全く受け入れない唯我独尊の経営ぶりでは、会社が苦しくても援助しようという人間なんていないよ。
【出典】『長阿含経』・『景徳伝灯録』
【類語】夜郎自大・遼東之豕
【故事】釈迦が生まれた時、七歩あるいて天地を指さして、「天上天下唯我独尊」と唱えたという。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 5561138 |