【四字熟語の辞典】む >
無間地獄
【むげんじごく】

【意味】仏教語。八大地獄の第八で、絶えず激しい苦しみを受ける世界。最も重い罪を犯した者が落ちる地獄。
【用例】●戦乱の続いた時代には、無間地獄もかくやと思われる惨状が随所に見られたことだろう。事故に巻き込まれた娘の安否の知らせを待つ両親にとって、その時間はまるで無間地獄のような苦しみであったろう。
【出典】『太平記』三五
【類語】無間|阿鼻
【注意】「無間」は「むけん」とも読む。
【誤り】無|限地獄
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 5561094 |