【四字熟語の辞典】た >
大姦似忠
【たいかんじちゅう】

【意味】大悪人は本心を隠して主君に気に入られるように振る舞うので、かえって忠臣のように見られる。
【用例】●H部長は遣り手で社長の信頼も厚いが、課長の間で、彼はとんだ大姦似忠だとささやかれている。大姦は忠に似たりというが、部長にゴマをすっている連中がどんな人間であるかは、部長はとうに承知していると思うよ。
【出典】『宋史』呂誨伝
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 5560735 |