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画竜点睛
【がりょうてんせい】

【意味】最後に大切な一点に手を加えて、その物事を完成させること。最後の仕上げ。
【用例】●揮毫の筆を置いた書家は、最後に画竜点睛の落款を押した。今月一杯でいよいよ最後の工事になりました。ここで事故などを起こして画竜点睛を欠くことのないよう、細心の注意を払っていただきたい。
【出典】『歴代名画記』七
【参考】「画竜点睛を欠く」は、全体としてよい状態でありながら、最後の仕上げに不十分な箇所があることのたとえ。
【故事】絵の名手、梁の張僧UNI(7e47)が、金陵の安楽寺の壁に竜を描いて、最後に睛をかき入れたら、たちまち竜が天に昇ったという。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 5560201 |