【故事ことわざの辞典】世間・世の中 > 政治や法
泣いて馬謖を斬る
【ないてばしょくをきる】

【故事】故事【解説】規律や秩序を守るためには、処罰などの面で私情をさしはさまないということ。
▼中国の三国時代、蜀の丞相、諸葛孔明が、将軍の馬謖が命にそむいて大敗した時、非常に可愛がっていたにもかかわらず、軍規を守るために涙をふるって斬らせたという故事による。
【出典】十八史略。
【同義語】涙を揮って馬謖を斬る。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5551936 |