【故事ことわざの辞典】物事 > 無駄
爪で拾って箕で零す
【つめでひろってみでこぼす】

【解説】爪の先で拾い集めた物を箕で一度にこぼしてしまう。苦労して得たものを無造作に使うたとえ。とくに、節約してためた金を無駄遣いすることに使う。
▼「箕」は穀類をあおり上げてちりやもみがらを除く、竹で編んだ道具。
【同義語】爪で拾って箕であける。枡で量って箕で零す。
【類義語】針で掘って鍬で埋める。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5551746 |