【故事ことわざの辞典】人間 > 行為や態度
大廈の顛れんとするや一木の支うる所に非ず
【たいかのたおれんとするやいちぼくのささうるところにあらず】
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【解説】巨大な建物が倒れはじめたら一本の木ぐらいでは支えきれないという意味で、国家が滅びようとする時には一人の力ではどうすることもできないというたとえ。大勢が傾きかけたら、個人では立て直せないということ。
▼「大廈」は大きな建物のこと。
【出典】文中子。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5551531 |