【故事ことわざの辞典】時と自然 > 自然
春宵一刻直千金
【しゅんしょういっこくあたいせんきん】

【解説】花が清らかな香気を放ち、月がおぼろに見える春の宵はまことに情趣に富んでいて、その素晴らしさはわずか一刻が千金もの値打ちがあるということ。
▼「一刻」は今の約三十分。わずかな時間の意味。
◎「直千金」の「直」は、原文では「直」だが「値」とも書く。
【出典】蘇軾・春夜。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5551317 |