【故事ことわざの辞典】物事 > 同異
五十歩百歩
【ごじっぽひゃっぽ】

【故事】故事【解説】五十歩逃げた者と百歩逃げた者とでは逃げたという意味では同じということから、少しの違いはあっても、本質的に同じことをいう。
▼中国|梁の恵王が自国の善政を隣国の政治と比較した時、孟子が、「戦場で五十歩逃げた者が百歩逃げた者を笑うようなもので大した違いはない」と戒めたという故事による。
【出典】孟子。
【類義語】大同小異。団栗の背競べ。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5551075 |