【故事ことわざの辞典】人間 > 忍耐や努力
一寸延びれば尋延びる
【いっすんのびればひろのびる】
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【解説】差し当たっての苦労や困難を耐え忍んで切り抜ければ、それから先は楽になって万事うまくいくという意味。苦しんでいる人に前途の希望を持たせる時に使う。
▼「一尋」は六尺(約一・八メートル)で「一寸(約三センチメートル)」の六十倍に当たる。今我慢して一寸延びておけば、将来一尋延びることができるということから。
【同義語】寸延びて尺となる。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5550279 |