【故事ことわざの辞典】物事 > 安全と危険
雨垂れは三途の川
【あまだれはさんずのかわ】

【解説】家の軒から落ちる雨垂れはこの世とあの世との境のようなもので、一歩外に出るとどんな危険が待ちかまえているかわからないから、用心しなくてはならないという戒め。
▼「三途の川」は仏教語で、死後に冥土(あの世)へ行く途中にあるといわれる川。
【同義語】雨垂れ落ちは三途の川。
【類義語】男は敷居を跨げば七人の敵あり。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5550123 |