【故事ことわざの辞典】世間・世の中 > 有為転変
飛鳥川の淵瀬
【あすかがわのふちせ】

【解説】世の中が変転極まりなく、人の身も浮き沈みが激しいことのたとえ。
▼「飛鳥川」は奈良県の中部を流れている川で、河床の変化によって淵と瀬が変化しやすかったことから。
【出典】『古今和歌集』の読み人知らずの歌「世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる」による。
【同義語】昨日の淵は今日の瀬。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5550082 |