【慣用句の辞典】感情 > 憎む・憎い
倶に天を戴かず
【ともにてんをいただかず】

同じ天の下には生かしておけない。相手を殺すか自分が殺されるかであるの意。
▼両派の亀裂はますます深くなり、最近では倶に天を戴かずの関係となった。
▼彼女が離婚した夫に示す増悪の念は、まさに、倶に天を戴かずといった激しさだ。
【参考】『礼記』にみえる「不倶戴天」の訓読み。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「慣用句の辞典」 JLogosID : 5351106 |