【慣用句の辞典】社会・生活 > 生死
止めを刺す
【とどめをさす】

(1)最後の一撃を加え、再起不能にする。
▼チャンピオンは、強烈なアッパーカットで止めを刺した。
▼落ち込んでいるところへ、更に彼の一言が止めを刺した。
(2)後から問題が生じないように、核心を突いておく。
▼家主から月末までに家賃を払うよう、止めを刺された。
▼母に、今月のお小遣いの前借りはこれが最後と止めを刺された。
【参考】「止め」は人を殺すとき、のどなど急所を刺して完全に息の根を止めること。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「慣用句の辞典」 JLogosID : 5351100 |