【慣用句の辞典】性格・態度 > 傍観する
手をこまねく
【てをこまねく】

あることが起こっているときに、何もしないで見ている。何もできないでいる。
▼企業はその問題に手をこまねくばかりだった。
▼川は見る見る増水して、あっという間に畑は水に浸かったが、人々はただ手をこまねくだけであった。
【類語】「手を束ねる」「腕をこまねく」
【参考】「こまねく」は「こまぬく」の転。「手をこまねく」とは腕組みをしていること。転じて、手を出さない意。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「慣用句の辞典」 JLogosID : 5351040 |