【慣用句の辞典】行動 > 攻撃する
楔を打ち込む
【くさびをうちこむ】

敵陣に攻め入って敵の勢力を二分する。また敵の勢力の中に自分の勢力を打ち立てる。
▼まず敵陣に楔を打ち込み気勢をそごう。
▼彼は、相手チームの結束力を裂こうと楔を打ち込んだ。
【参考】「楔」は断面がV字形をした木・石・金属などでつくった道具。組み合わせた木などに打ちこんで離れないようにしたり、木や石を割ったり、重い物を押し上げたりするのに用いる。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「慣用句の辞典」 JLogosID : 5350511 |