【標準治療】医療用語 > あ
アプレイ・テスト
【あぷれい・てすと】

半月板損傷などを診断するための試験。患者を腹臥位(ふくがい:腹ばいのこと)として、大腿部を助手に固定させる。下腿を上方に引き上げる操作をディストラクション・テストと呼び、靭帯損傷では陽性にでるのでこれと区別する。ついで踵(かかと)を下方に押しつけながら回旋を加える操作をする。これをグラインディング・テストと呼ぶ。半月板損傷があれば陽性となる。
![]() | 寺下医学事務所 (著:寺下 謙三) 「標準治療」 JLogosID : 5035550 |