【福武国語辞典】わ行 > わけ
訳
【わけ】

名/形名
【一】(名)(ある物事を他の物事から、はっきりと分けることができる根拠という意から)【1】物事の道理・筋道。「―のわからない人だ」【2】原因・理由・事情。「どんな―があるにせよ、盗みはいけない」「ちゃんとした―を言いなさい」【3】それが担っている意味。「次のことばの―を書きなさい」「―がわからない発言」【4】手間。苦労。「こんなことなら―なくできる」【二】(形名)【1】当然の結果であると判断していることを表す。「やはり怒る―だよ」「やっとのことで無事に帰ってきたという―です」【2】〔「―にはいかない」の形で〕そうすることはできない。「今さら取り消す―にはいかない」【3】〔「―ではないが」の形で〕そうしようというつもりではないが。「弁解する―ではないが、来る途中に事故にあったのだ」▽【二】はふつう仮名書き。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705456160 |