【福武国語辞典】や行 > よ・
良い・善い・▽好い
【よ・い】

形
【1】(物事が他より)すぐれた状態である。「腕前が―」「英語の成績がいちばん―」「―景色」「値の―(=高価な)品」【2】正しい。【ア】筋道にかなっている。「―と信ずる」「―悪いの判断」【イ】そうしなければならない。「もっと早く来るが―」【3】適している。【ア】適当である。「この薬はかぜに―」「―ところへ来てくれた」【イ】十分である。「復習は二時間で―」「もう準備は―か」【ウ】安心できる。満足できる。「あすは晴れれば―が」「けががなくて―・かった」【4】さしつかえない。かまわない。「そんなに急がなくても―」「見たいだけ見るが―」【5】〔動詞の連用形について接尾語的に〕…するのがむずかしくない。たやすい。「この計算機は使い―」「書き―筆」{対}にくい ▽【5】はふつう仮名書き。{参考}口語の終止形・連体形は「いい」を使うことが多い。「よい」は改まった表現に用いられる。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705423420 |