【福武国語辞典】や行 > やぐ
櫓・矢倉
【やぐら】
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【1】木材や鉄骨などを組み上げた高い台。【ア】敵を見張ったり、矢を射かけたりするための、城門・城壁に設けた高い建物。【イ】遠望・足場用の高い台。「火の見―」【ウ】相撲・盆踊り・芝居などの場に建て、太鼓を打ち鳴らしたりする高い所。「盆踊りの―を組む」【エ】「船(ふな)矢倉」の略。和船に設けた高い所。【オ】「火燵櫓(こたつやぐら)」の略。こたつの木の枠。この上に、ふとんをかける。【2】〔古〕矢などの武器を納めておく倉。【3】【1】に似た形のもの。相撲で、相手の体をつり上げて投げる技。また、将棋の陣立ての一つ。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705411810 |