【福武国語辞典】や行 > や・
焼く
【や・く】

他五
【1】熱・光・薬品の働きにより、物質に激しい化学的作用を及ぼす。【ア】火をつけて燃やす。「ごみを―」【イ】加熱する。「肉を―」「さつまいもを―」{類}あぶる・焦がす 【ウ】加熱して、原料の性質を変化させて物を作る。「炭を―」「つぼを―」「クッキーを―」【エ】体を日光にあてて皮膚を黒くする。「肌を―」【オ】写真で、原版から陽画を作る。焼きつける。「写真を―」【2】(【1】から)心を動かす。【ア】〔「世話を―」などの形で〕あれこれ気をつかい、めんどうをみる。「妹の世話を―」「お節介を―」【イ】他人の幸福やめぐまれていることをにくらしく思う。うらやましがる。ねたむ。「人の成功を―」「そんなにやきもちを―な」【ウ】思いこがれる。「恋に身を―」▽【イ】は「妬く」とも書く。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705410880 |