【福武国語辞典】ま行 > むす
結ぶ
【むす・ぶ】

他五/自五
【一】(他五)【1】二つ以上の事物を合わせて、一つにまとめる。つなぐ。【ア】糸状・帯状のものを組み合わせ、離れないようにする。縛る。結わえる。「※のひもを―」「帯を―」【イ】離れている二つ以上の事物をつなぐ。連結する。「本州と四国を―橋」【ウ】目的のために関係をつける。取り決める。約束する。「隣国と手を―」「条約を―」【2】固く閉じる。「口をへの字に―」「手をぎゅっと―」「ごはんを三角に―」【3】まとまったものを生じさせる。【ア】終わりにする。しめくくる。「話を―」「感謝のことばで文章を―」【イ】上にある係り助詞に対応した活用形で文を終止させる。【ウ】一つのものを作り上げる。結実する。「研究が実を―」「夢を―」「つゆを―」【エ】かまえをつくる。「草庵(そうあん)を―」【二】(自五)ある結果が生じる。「実が―」「つゆが―」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705394300 |