【福武国語辞典】ま行 > み
み
【み】

接尾
【1】〔形容詞の語幹について体言をつくる〕【ア】程度・状態を表す。「赤―」「すご―」「あたたか―」【イ】場所を表す。「高―の見物」「草の茂―」【2】〔古〕〔形容詞型に活用する語の語幹について連用修飾語をつくる〕「…によって」「…なので」の意を表す。「山深―春とも知らぬ」〈新古今〉「都を遠―いたづらに吹く」〈万葉集〉「瀬を早―岩にせかるる滝川の」〈詞花集〉【3】〔古〕〔二つ続く動詞の連用形のそれぞれについて〕「…たり…たり」の意を表す。「降り―降らず―」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705382660 |