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福武国語辞典は行 > ぶん


【ぶん】

{教}{常}

【1】別々にして離す。割る。「分解・分割・分業・分散・分子・分数・分析・分担・分配・分布・分母・分野・分類・分裂・区分・細分・処分・等分・配分」【2】見分ける。区別する。「分別(ふんべつ)・(ぶんべつ)・分明(ぶんめい)・(ふんみよう)・検分」【3】主となるものからわかれ出たもの。「分家・分身・分流・分教場」【4】全体の中で、他と区別された一部。「部分・半分・領分」「余った分」【5】自分がなすべき任務や職務。「職分・本分・身分」「分をつくす」【6】わけ与えられたもの。もちまえ。性質。「性分(しようぶん)・天分」【7】全体の中でしめる位置。身のほど。「分限・分際(ぶんざい)・応分・過分・士分・自分」「分をわきまえる」【8】そうある状態。「気分」「この分ならだいじょうぶだ」【9】仮に定めた役割。「親分・子分・兄貴分・兄弟分」【10】物質の要素。「分子・塩分・水分・成分・糖分・養分」【11】かさ。量。「分量・一年分・三人分」【12】(以下【17】まで「ブ」と読んで)一般に十分の一の量。「五分五分(ごぶごぶ)・四分六(しぶろく)」【13】百分の一の量。「三割五分(さんわりごぶ)」【14】尺貫法の長さの単位で、「寸」の十分の一。「一寸五分(いつすんごぶ)」【15】尺貫法の重さの単位で、「匁(もんめ)」の十分の一。「三匁二分(さんもんめにぶ)」【16】たびの寸法で、「文(もん)」の十分の一。「十文三分(ともんさんぶ)」【17】貨幣の単位で、「文(もん)」の十分の一。また、一両の四分の一。「五両三分」【18】(【19】まで「フン」と読んで)時間の単位で、一時間の六十分の一。【19】角度の単位で、一度の六十分の一。「東経五十九度三十分」




ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄)
「福武国語辞典」
JLogosID : 705347170


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