【福武国語辞典】は行 > ふえ
不易流行
【ふえきりゅうこう】

芭蕉(ばしよう)の俳諧(はいかい)の基本理念の一つ。俳諧の風体に「千載不易(せんざいふえき)(=いつまでも変わらぬもの)」と「一時流行(=進展・流動するもの)」とがあるが、これは自然・人生に不変と流転(るてん)の二相があるからで、この二つは根本においては一つであるとする。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705330840 |