【福武国語辞典】は行 > はや
早い・速い
【はや・い】

形
【1】〔早い〕基準となる時期・時刻より前である。「今朝はいつもより―・く起きた」「―うちに片づけてしまう」「明治も―ころ」{対}遅い【2】〔早い〕まだ、その時期・時刻ではない。「まだ夕食には―」「結婚するのはまだ―よ」{対}遅い【3】〔早い〕〔「…が―か」の形で〕…するとすぐ。「学校から帰るが―か遊びに出かけた」【4】一定時間内の動きや変化が大きい。【ア】〔速い〕動きが急である。「―・く走る」「流れが―」「呼吸が―」{対}遅い 【イ】〔早い〕短い時間ですむ。「仕事が―」「耳が―」「わかりが―」▽【ア】は「疾い」とも書く。【5】〔早い〕〔「はやく」の形で副詞的に用いて〕そのときには。とっくに。「―・く没落のきざしはあった」「―・くも一年たった」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705301210 |