【福武国語辞典】は行 > はか
計る・測る・量る・図る・諮る・謀る
【はか・る】

他五
【1】〔計る・測る・量る〕時間・物の数がどれくらいあるかを知ろうとする。「距離を―」「体重を―」▽対象が高さ・広さ・長さ・深さの場合に「測る」、重さ・容積の場合に「量る」を使う。【2】〔量る・測る〕(心の中で)人の気持ちなどをこうだろうと思う。「相手の心を―」【3】いろいろ考え、工夫して決める。【ア】〔図る〕好ましいことの実現を計画する。とりはからう。「相互の理解を―」「便宜を―」「国の平和と福祉を―」「充実を―」【イ】〔謀る〕悪いことを計画する。人をだます。「暗殺を―」「彼にまんまと―・られた」▽【ア】は「計る」を使うこともある。【イ】は悪意の弱い場合は「計る」を使うこともある。【4】〔諮る〕相談する。「この問題は委員会に―・ろう」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705289090 |