【福武国語辞典】は行 > ばか
馬鹿・莫迦
【ばか】

名・形動
【1】頭の働きが悪いこと。なみはずれて常識や道理に欠けていること。また、その人。「こんな問題が解けないなんて―なやつだ」【2】ふつうでは考えられないこと。「そんな―な話があるか」【3】くだらないこと。つまらないこと。「―なまねはするな」「―話をする」【4】〔「―になる」の形で〕役にたたなくなる。「ねじが―になる」「かぜをひいて鼻が―になる」【5】〔多く「―に」の形で〕程度がふつうではないようす。なみはずれていること。非常に。やけに。「きょうは―に寒い」「―ていねいな仕事」「―正直」【用法】【5】で、「―ていねい」のように他の語の上につける場合には、「ふつう以上で不自然だ」というようなマイナスの評価に用いられる。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705288460 |