【福武国語辞典】な行 > のぞ
望む
【のぞ・む】

他五
【1】そうあってほしい、または、そうしたいと思う。「世界の平和を―」「出世を―」「息子の嫁にと―」【用法】こちらが思うように相手が行動する場合には「望む」、こちらの思いを相手に申し出て相手の力によって達成しようとする場合には「願う」を用いる。「入試合格を神に願う」はいえるが、「入試合格を神に望む」とはいえない。【2】遠くのほうにあるものをながめる。「富士を―」「海岸から島々を―」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705281220 |