【福武国語辞典】な行 > ぬし
主
【ぬし】

名/代
【一】(名)【1】一家の中心になっている人。主人。あるじ。「あの家の―はだれですか」【2】あるものの所有者。「落とし物の―」「家(や)―」「飼い―」「手紙の―(=手紙を書いた人)」【3】夫。「―ある女」【用法】古い言い方。【4】山・森・湖・沼などに古くからすんでいてそこを支配し、不思議な力があるといわれる動物。「森の―をまつった神社」【用法】ひゆ的に一つの場所に古くからいる人のことをいう。「あの人はこの職場の―だ」【二】(代)〔単独、または「お―」「―さん」の形で〕相手を尊敬して呼ぶ語。あなた。【用法】多く、男に対して使う古い呼び方。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705274200 |