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福武国語辞典な行 > にっ

日記文学
【にっきぶんがく】

ある期間の事実の記録であり、筆者の人間像が読みとれる作品。平安時代の女流仮名日記「紫式部(むらさきしきぶ)日記」「かげろふ日記」「更級(さらしな)日記」「和泉式部(いずみしきぶ)日記」などはその好例である。また日記と銘打たなくても「万葉集」巻十七以下を家持(やかもち)の歌日記として読みうるし、「おくのほそ道」を紀行としてでなく日記文学として続むことも不可能ではない。




ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄)
「福武国語辞典」
JLogosID : 705269190


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