【福武国語辞典】な行 > な・
無い・亡い
【な・い】

形
【1】〔無い〕そのものの存在が認められない。または、持っていない。「何も―」「金が―」「あること、―こと言いふらす」「近来に―できごと」{対}ある 【2】〔亡い〕すでに死んでこの世にいない。【用法】文語の連体形「なき」の形で用いられることが多い。【3】〔形容詞・形容動詞の連用形や助詞「は」「も」などについて〕その状態や動作の否定を表す。【ア】打消を表す。「うれしく―」「内心穏やかでは―」【イ】不要を表す。「そんなにあわてることは―」【ウ】禁止を表す。「食べるんじゃ―」▽【3】は、ふつう仮名書き。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705256390 |