【福武国語辞典】た行 > てん
転向文学
【てんこうぶんがく】

昭和初期、左翼思想の作家が、権力の弾圧のため思想・行動を放棄することを主題とした文学。村山知義(むらやまともよし)「白夜(びやくや)」、立野信之(たてののぶゆき)「友情」、窪川鶴次郎(くぼかわつるじろう)「風雲」、徳永直(とくながすなお)「冬枯れ」、中野重治(なかのしげはる)「第一章」、島木健作(しまきけんさく)「生活の探求」など。↓プロレタリア文学
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705231330 |