【福武国語辞典】た行 > でん
伝奇小説
【でんきしょうせつ】

ふつうにはあり得ない超現実的なフィクションを書いた小説。{参考}「伝奇」は、もともと中国の文芸用語で、ロマネスクな内容の奇談。伝奇小説は明治中期に書かれ、村上浪六(むらかみなみろく)「三日月」、黒岩涙香(くろいわるいこう)「鉄仮面(てつかめん)」「幽霊塔(ゆうれいとう)」などが有名。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705230890 |