【福武国語辞典】た行 > デカ
デカダンス
【デカダンス】

【1】退廃。堕落。【2】芸術上の一派。爛熟(らんじゆく)の果ての末期現象としての、放蕩(ほうとう)無頼な退廃的傾向をいう。▽(フランス)de´cadence{参考}【2】は、十九世紀末の、ボードレール・ランボー・ワイルドらの耽美(たんび)的・悪魔的文学をさす。日本ではその影響を受けた谷崎潤一郎(たにざき)(じゆんいちろう)・永井荷風(ながいかふう)や、戦後の太宰治(だざいおさむ)・坂口安吾(さかぐちあんご)・織田作之助(おださくのすけ)・吉行淳之介(よしゆきじゆんのすけ)らの文学がそれにあたろう。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705224030 |