【福武国語辞典】た行 > つつ
つつ
【つつ】

接助
〔動詞・動詞型活用の助動詞の連用形につく〕【1】その動作・作用が、他の動作・作用と同時に並行して行われることを表す。【ア】二つの動作・作用が交互に連続する場合。「飲みつつ食う」【イ】その動作・作用が繰り返される場合。「ふり返りつつ去って行った」「見つつ行けば」【ウ】二つが相反する関係にある場合。…にもかかわらず。「悪いと知りつつやってしまった」【用法】【ウ】の場合は「悪いと知りつつもやってしまった」のように、「も」を伴うことが多い。【2】〔「―ある」の形で〕その動作・作用が現在進行中であることを表す。「雨が降りつつある」「しだいに解明されつつある」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705215990 |