【福武国語辞典】た行 > ちょ
〈一寸〉
【ちょっと】

副/感
【一】(副)【1】少しであるようす。【ア】少しの時間。時間が短いようす。「―の間に」「―お待ちください」「―お目にかかりたい」【イ】数量・程度がわずかであるようす。「朝食は―しか食べていない」「彼は―したことにすぐ腹を立てる」「もう―砂糖を入れてください」「もう―というところで優勝を逸した」【用法】【イ】は、「―電話で聞いてみよう」のように軽い気持ちを表す意にも用いられる。【2】はなはだしくはないが、ある程度まで。けっこう。かなり。相当。「―まとまった金」「政界では―した人物だ」「あの店では―した料理が食べられる」【3】〔下に打消を伴って〕そう簡単には。まずふつうでは。「どこで買ったのか今―思い出せない」「それは―できない相談です」【二】(感)気軽に人に呼びかけるときに用いる語。「ねえ―、どこへ行くの」「―失礼ですが」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705209820 |