【福武国語辞典】た行 > たま
玉・球・▽珠
【たま】

【1】〔玉・珠〕丸い形をした宝石や真珠などの、美しく価値の高いもの。転じて、美しいものや価値の高いものをさす。「―をちりばめる」「―のような子供」「―の肌」「―をころがすような声(=女性の非常に美しい声のたとえ)」【2】丸い形をしたもの。また、それに似た形のもの。【ア】〔玉〕丸い形のもの。「目の―」「あめ―」【イ】〔球〕ボール。まり。「速い―を打つ」【ウ】〔球〕電球。「電気の―がきれた」【エ】〔玉〕鉄砲の弾丸。▽「弾」とも書く。【オ】〔玉〕レンズ。「眼鏡の―がくもった」【カ】〔玉・珠〕そろばんのたま。「―をおく」【キ】〔玉〕ゆでたうどん・そばのひとかたまり。「うどんの―」【ク】〔玉〕〔俗〕睾丸(こうがん)。【3】〔玉〕芸者など客商売の女。また、美しい女。【4】〔玉〕人をだます手段。「娘を―にして悪事を働く」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705191960 |