【福武国語辞典】た行 > ただ
只・▽徒・▽唯・▽但
【ただ】

名/副/接
【一】(名)【1】〔只〕代金のいらないこと。無料。ロハ。「入場料は―」【2】〔徒〕特別に変わったことがないこと。ふつう。平凡。「―の人」「―では済まない(=何もなしでは終わらない)」【二】(副)〔多く「だけ」「ばかり」「しか」などを伴って〕【1】〔徒〕特にそれ一つだけをとりあげていうしかないようす。「枯れ野には―月が照るばかりだった」「―人がいいだけだ」「―泣くしかなかった」「―君の無事を祈る」【2】〔唯〕数量や程度がほんのわずかなようす。「救助されたのは―二人」【三】(接)〔但〕前に述べた事柄について、いくぶんかの制限、または否定的要素を加えるときに用いる。ただし。「山登りは面白い。―少々きついけど」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705187060 |