【福武国語辞典】た行 > だけ
だけ
【だけ】

副助
【1】程度の限界を示す。「一杯だけならよい」「気のすむだけ泣きなさい」「できるだけやってみる」【2】他を否定し、それに限定する意を表す。「野球だけが生きがいだ」「君にだけ教えよう」「あなただけでなく私にも責任がある」【3】〔「…ば…だけ」などの形で〕それに応じた変化がおこる。「練習すればするだけうまくなる」「食べれば食べるだけ太る」【4】〔「だけに」「だけ(のことは)ある」などの形で〕それにふさわしいという意を表す。「来てみただけのことはある」「自慢するだけあって見事な作品だ」【5】〔「だけに」の形で〕予期に反したのだから、なおさら。「予想しなかっただけに喜びもひとしおだ」「待ち望んでいただけに落胆も大きい」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705185540 |